真宗興正派 宗祖親鸞聖人750回大遠忌法要

法要名称

宗祖親鸞聖人750回大遠忌法要

-- 大遠忌(だいおんき)について --

浄土真宗の開祖、親鸞聖人は鎌倉時代の混乱した時代社会にあって、苦悩する人々と共に生き、苦悩の衆生(しゅじょう)を救う正法(しょうぼう)、浄土の真宗を開かれました。そのご生涯は「興隆正法(こうりゅうしょうぼう)」の願いに貫かれ、その志をもって興正寺を建てられました。

平成23年は、親鸞聖人の750回忌の年にあたります。真宗興正派・本山興正寺ではその1年間を「親鸞聖人讃仰(さんごう)の年」と位置づけ4期にわけて大遠忌法要をお勤めいたします。

この法要が、本願念仏(ほんがんねんぶつ)に遇(あ)い得(え)た喜びを共に分かちあう、お念仏の華咲(はなさ)く場として、たくさんの方にお参りいただけるよう願っております。

法要期間

平成23年4月~11月

法要期間詳細

第1期 平成23年4月20日(水)~4月23日(土)
第2期 平成23年5月24日(火)~5月26日(木)
第3期 平成23年10月25日(火)~10月28日(金)
第4期 平成23年11月25日(金)~11月28日(月)

法要のテーマ

「いのち・つながり・よろこび」

-- テーマについて --

今を生きる私の「いのち」は、数多くの「いのち」とのつながりによって、響きあい、そして育(はぐく)まれています。しかし、人生の様々な苦悩の闇が深くなっている現代社会では、なかなかそのつながりを実感できないのではないでしょうか。無量(むりょう)の「いのち」を持つ大いなる存在【仏(ほとけ)】から私たち一人ひとりに願いがかけられています。その「願い」を聞き、仏との「つながり」を感じ、仏と共に歩むその時、人生の苦悩の次元を超えた世界が開けます。

750回忌の法要が、阿弥陀仏という大いなる存在に出会い、生きている「よろこび」を味わうことのできる機縁(きえん)になればと願っています。

各期テーマ

第1期 「道を求めて」
第2期 「響きあういのち」
第3期 「共に歩む」
第4期 「興隆正法(こうりゅうしょうぼう) ~仏法ひろまれ~」

記念事業

  1. 記念出版
    ・本山史
    ・史料集
    ・門徒教本
    ・声明集
    ・荘厳作法集
  2. 門主総ご巡化
  3. ご消息発布
  4. ご消息披露
  5. 高札立札式
  6. 阿弥陀堂内陣の修復
  7. 記念五条袈裟制定
  8. 遠忌法要記念品製作 三経往生文類の修復・複写本